阿蘇の旅館で活躍する森田愛菜 さん

　

1期生としてIICAに入学し、卒業後、阿蘇内牧温泉蘇山郷のフロントスタッフとして活躍する森田さん。

熊本県立高森高等学校の普通科出身で、海外に興味を持ちIICAに進学。

IICAでは、グローバルITビジネス学科（※現在の地域観光デザイン学科）に在籍し

在学中は皆勤賞をもらうなど日々の学業に励むだけでなく、オープンキャンパスやイベントなどにも学生スタッフとして積極的に関わってくれました。

　

IICAで学んでいくうちに、自分で農家民宿を経営するという夢ができ、

そのためにはもっと阿蘇について知ることや、旅館で働き、経験を積む必要があると思い、蘇山郷に就職をしました。

今回は、そんな森田さんにお話を伺いました！

　 　

どんな業務をされていますか？

蘇山郷での業務内容としては、主にチェックインやチェックイン後のお部屋案内、夕食出しをしています。

お客様とスタッフにとっては、夕食の時間が1番会話を交わせる時間だと思っているので、私は特に夕食の時間を大切にしています。

その他にも、電話対応や清掃後のお部屋チェックなどもしています。

　

IICAに来たきっかけは？

私は、高校を卒業してからは進学を希望しており、英語や韓国語を学びたいと思っていました。

進学先を迷っている時に、IICAが南阿蘇にできることを初めて知りました。

IICAでは、英語やマーケティング、ITなどを学べるだけでなく、留学生とも関われると知り、IICAに進学したいと思いました。

　　

印象に残っている授業は？

私が印象に残っている授業は、黒川温泉でのフィールドワーク（観光地域づくり実践）です。

1年生の時は、黒川温泉の歴史や、入湯手形について学び、黒川温泉で改善するべきことやイベントなどをそれぞれ考えました。

2年生になってからは、チームに分かれ、黒川温泉の課題は何か、それについての解決策を具体的に考えました。

改善するべきことを見つけ、策を考え、費用の予算などチームで沢山話し合いました。

　

しっかりと観察を行い、小さな気づきでもチームでしっかり共有し、話し合うことの大切さをこの授業で学びました。

この学びは、今の職場でも活かされています。

お客様の観察をしっかりと行い、困っていることがあればサポートし、改善すべきところは社員同士で話し合って解決策を練ることが出来ています。

　

阿蘇での学生生活を通して学んだことは？

IICAでの生活を通して学んだことは、会話をすることの大切さです。

学園祭や授業でのグループワークなど、事ある毎に話し合いを行いました。

たくさんの方とコミュニケーションを交わしたことで、自分の価値観や視野が広がりました。

　

私は、普段からマイナス思考をしてしまうことが多々ありました。

その時に、講師やスタッフ、クラスメイトに相談をすることで、自分とは違った考え方を聞き、

その度にそういう考え方もできるんだ、と自分の学びにもなっていました。

また、凄くポジティブに考える友達と話していると、自分も前向きになることができて、話せてよかったと思う場面もありました。

自分の考えてることも、相手の考えてることも言葉にしないと伝わらないということも改めて感じました。

　

将来のキャリアイメージは？

2～30年後には南阿蘇村で農家民宿を経営をしたいです。

その頃には、今とは違った宿泊のニーズが求められていると思います。時代にあったサービスの提供をしていきたいです。

今は、農業の体験や旅行での宿泊の他に、南阿蘇への移住を考えている方へのサポートなども出来たらいいなと思っています。

私の実家が農業をしているので、それも継ぎながら、民宿の経営もしていきたいと考えています。

　

IICAに入学を検討している方々に一言！

IICAへの入学を検討している皆さん、是非IICAに入学してみてください。

IICAでの学校生活は想像以上に内容の濃い、充実した生活ができます。

留学生と交流できるのもなかなかない機会だと思います。

また、オープンキャンパスや学園祭などでは、学生が主体となってイベントを動かしていくのでとても良い経験が出来ると思います。

　

IICAの先生方も海外で仕事をした経験があったりなど、本当に凄い方達ばっかりです。

IICAで学べるというチャンスを逃さず、充実した学校生活を送っていただければと思います。

　

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オープンキャンパスは9月以降も毎月実施しています！

次回は、9月7日（土）です。

体験授業付きで、学校の雰囲気やリアルな様子をご覧いただけます。

保護者の方のご参加もご一緒にご参加ください。

南阿蘇でお待ちしております。