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【授業紹介レポ】次世代地域リーダー学~高千穂ムラたび  飯干 淳志さん~

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村まるごとミュージアム

月1回、特別ゲストが登場するIICAならではの贅沢な授業

10月28日(月)、校長の井手修身が担当する教養科目授業『次世代地域リーダー学』にて

(株)むらたび飯干淳志さんに現地の

宮崎県高千穂町で特別講義をおこないました。

今回の次世代リーダー学では、宮崎県高千穂町にてフィールドワークを行いました。高千穂町は、宮崎県北部に位置し、山に囲まれた自然豊かな地域です。

宮崎市内から車で約3時間、距離にして150km離れているにも関わらず、年間約3万人もの観光客が訪れる町。

その秘訣を講義を通じて教えていただきました。

まずは昼食をとり、地元高千穂で採れた新鮮な野菜と伝統的なうどんを堪能しました。

学生たちは、その新鮮な味わいに感動し、何度もおかわりをするほどでした。

地元の豊かな食文化が存分に感じられるひとときになりました。

昼食後、飯干さんが経営する民宿と製造工場に伺いました。

ここで、高千穂ムラたびの人気商品「ビスコッティ」と「ちほまろ」を試食させていただきました。

ビスコッティはコメのぬかを使ったビスケットで、栄養価が高く食べにくいぬかをおいしく楽しめるよう工夫された一品です。

ちほまろは、乳酸菌入りの甘酒で甘さ控えめ、爽やかな飲み口が特徴でキウイやぶどうなどのフレーバーも豊富で、健康にもよくいろんな場面でも取り入れやすいものになっています。

このようなユニークな商品が生まれる背景には、ムラたびが高千穂町全体を「生きたミュージアム」と捉え、町全体が観光業へ前向きに取り組む姿勢がありました。

地域全体が一体となり来訪者を温かく迎え入れることで多くの観光客が訪れ、新しい商品や体験が生み出されています。

こうした想いが、高千穂町の観光業を支えているそうです。
   

今回のフィールドワークを通じて、高千穂町の豊かな自然、温かい人々、そして地域一体で観光に取り組む姿勢に深く触れることができました。

飯干さん、ムラたびのみなさんありがとうございました。

『次世代地域リーダー学』では

毎月1回、第一線でご活躍される起業家や企業人の方にきていただき

特別講義をしていただいています。 

次回の講義も楽しみです! 

 

  

次回オープンキャンパスは1月25日!

オープンキャンパスも毎月実施しています!

1月25日(土)に実施する学校見学会で皆様のご参加お待ちしています。

 

在校生との交流もおこない、学校生活のリアルな様子について体験していただきます!

保護者の方のご参加もぜひご一緒にご参加ください。

南阿蘇でお待ちしております。