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【授業紹介レポ】地域創生学入門~フィールドワーク:観光編~

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肌で感じる阿蘇の観光

 

地域を知り、産業を知る。

5月13日(月)、1年生の両学科共通の教養科目授業『地域創生学入門(阿蘇フィールドワーク)』にて

新阿蘇大橋、地獄温泉 青風荘、道の駅 あそ望の郷くぎの、白川水源、高森駅を訪問し、フィールドワークをおこないました。

 

この科目を担当するのは、一般社団法人みなみあそ観光局の久保尭之さん。

南阿蘇村の観光のプロから学べるとても贅沢な授業です。 

 

まず初めに新阿蘇大橋を訪れました。

国道57号線沿いの南阿蘇村立野と河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97mの橋。

2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月、元の場所から600m下流に作られました。

また、橋のたもとには展望所もあり、休憩所やトイレ、ジェラートが楽しめる売店も併設していて

展望スペースからは、長陽大橋や白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)などを絶景を望むことができます。

  

  

2カ所目は、地獄温泉 青風荘

ここでは青風荘の副社長、河津さんにお話しをしていただきました。

河津謙二さん、大学卒業後、アメリカでホテルマネジメントを学び。福岡のホテル勤務後、地獄温泉青風荘へ。

2016年の熊本地震で大きな被害を受けた青風荘。

土砂崩れや崩落、大雨で敷地内の約7割近く、建物の約8割が土砂に埋まりました。

あれから6年、宿の再建を進めた今たくさんの利用者がここのお湯を求めてやってきます。

青風荘は、独自の源泉を持っていて、ここでしか体験することのできない温泉となっています。

また、地域の人たちからも愛されている温泉で毎日たくさんの方々が入浴をしに来るそうです。

明治から続く本館も現代の要素も取り入れながら昔の面影も残しつつ時代に沿った変化をし続けている旅館です。

 

 

3カ所目は、あそ望の郷くぎの

ここでは、あそ望の郷 代表取締役社長の田所 豊英さんにお話をしていただきました。

道の駅とは何なのか、道の駅ができるまでの仕組みを教えていただきました。

南阿蘇の観光にくる方々に目指してもらう地点として中核としての役割を担っています。

あそ望の郷は、他の道の駅と違い滞在型の施設となっています。

敷地内には、ドックラン、パークゴルフ、飲食店、洋服雑貨の様々なお店が入っているため長期間の滞在が可能です。

 

 

4カ所目は、白川水源

名水百選に選ばれるほど有名な、熊本県を代表する水源池です。
一年を通じて、水温14度の水が毎分60トンも湧き出て、熊本市内の中央を流れる「白川」の源となっています。わき水は自由に飲んだり、持ち帰ったりできます。

学生たちも水を持ち帰ったり、飲んでみたりと南阿蘇の水源を体で感じていました。

 

 

5カ所目は、高森駅

2016年4月におきた熊本震災で土砂の流入やトンネル、鉄橋に大きな被害を受け、一時は全線運休となりましたが、同年7月31日より高森駅~中松駅間を部分運転再開、2023年7月15日に全線での運転再開しました。

学生は、高森駅を見た後に高森の町並みを歩いて散策しました。

 

 

当日は天気にも恵まれて

参加した学生はお話をしっかり聞き授業に取り組んでおり

とても有意義な時間となりました。

 

オープンキャンパスも毎月実施しています!

次回は、6月8日(土)です。

 
国際交流会だけではなく、学校紹介もおこないます。

在校生との交流もおこない、学校のリアルな様子について理解を深めることができます!

保護者の方のご参加も大歓迎です。

南阿蘇でお待ちしております。