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【優秀賞獲得!】学生対抗 九州観光ビジネスプランコンテスト2023

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準優勝にあたる、優秀賞を受賞!

 

12月9日に最終審査となる本選が開催

12月9日に、一般社団法人九州観光機構が主催するビジコン、

学生対抗 九州観光ビジネスプランコンテストの本選が開催され

イデアITカレッジ阿蘇(IICA:イイカ)からエントリーしていたチーム、

今年度は、21の大学と専門学校から58チームのエントリーがあり、最終審査に進んだのは、

九州大学、福岡大学、九州産業大学、西南女学院大学、中村学園大学、大分大学、佐賀大学、宮崎大学の8大学9チームと

専門学校、そして熊本からは唯一となるイデアITカレッジ阿蘇の10チームでした。

 

九州の名だたる、歴史ある大学に囲まれた中、この場に立ち、

優秀賞まで受賞したことは、とても誇らしく感じます。  

   

阿蘇での生活、授業から繋がって生まれたビジネスプラン

今回IICAからエントリーしたチームが提案した内容は

『レストランから始める阿蘇ヴィーガンフレンドリーコミュニティ作り』

  

このプランを提案した背景として、以下の3点を挙げ、ヴィーガン対応ができていないという課題に着目しました。

① 阿蘇の魅力(自然・歴史・野菜)

②インバウンド需要増

③熊本・阿蘇の現状

授業の中だけでなく、実際に道の駅でのアルバイトをしている中で得た

インバウンド観光客からの声をもとに、課題提起をおこないました。

    

そして具体的なプランとしては、以下の3点を挙げました。

①阿蘇ヴィーガン料理レストラン

②特別な体験プログラム

③ホテル旅館への卸販売

 

想定しているメニューやレストランの間取り、体験プログラムを提案し、

さらに、ビジネスをより安定的かつ地域に広げていくために、ホテル旅館への卸販売というところまで提案をおこないました。

 

プレゼン後の審査員の方からの質疑やコメントでは、

「航空会社にとっても非常に重要なこと。着眼点が素晴らしい。」

「日本中の宿泊業界がこのことに興味を持ち、どうにかしたいと思っている。阿蘇モデルができることかもしれない。」

「レストランやセントラルキッチンの場所を決めるときには応援したいし協力をしていきたい。レストランができない場合はキッチンカーも持っていますので、ぜひ使ってください!」

といった大変嬉しいお言葉もいただきました。

 

実際のプレゼンの様子は、本ページ下部の動画リンクからぜひご覧ください!

 

参加学生の感想

2年生 ミンミンさん

学校が、九州観光ビジネスプランコンテスト参加の募集したときは、経験さえ作れればと思って参加しました。

ビジネスプランを考えた時も、学校の観光ビジネス授業で、事業として旅行計画書を作った時に気づいた課題(ヴィーガン対応)に取り組もうとしました。

13分間のプレゼンテーションを準備するのに約3か月かかりました。ビジネスプランだけでなく、実現するための予算作成まで頑張りました。
本番前も何回も学校で練習して先生たちからフィードバックをもらい、プレゼンテーションを工夫することができました。
本番の日まで福岡のカラオケで最後の練習をしてきました。本番でプレゼンテーションするときは、人生で一度もなかった緊張感がありました。
でも、ちゃんと準備したので思ったよりうまくいきました。

去年はQ&Aがなかったため、それの準備はできませんでしたが、実際に聞かれたときは学校でもプレゼンテーションの授業が何回もあったため、急な質問でもちゃんと対応できました。

九州でよく知られている多くの大学の中で、
私たちの新しい学校のチームが準優勝したことは本当に嬉しくて、自慢したいことでした。
これまでの人生で、この成功は自分の可能性をブラッシュアップしてくれた貴重な機会だと思います。
学生時代で残したい思い出の一つとして、一生大事にしていきます。

 

2年生 藤川さん(熊本県立熊本西高等学校卒)

マーケティングをはじめ、ビジネスをする上で必要なことを授業で学んでおり、その成果が今回のビジネスコンテストで活きました!

練習から本番、その後の反省から勉強になったことはたくさんあります。
この経験ができたのはチームメイトや学校スタッフのおかげです!感謝しかないです!!
本番まで、頭を抱えることは山ほどありましたが「なんとかなった」という経験があると自分の自信にも繋がります。

これからもこの経験を活かしていろいろな場でアウトプットしていきたいです!

2位を取ったメンバーは3人ですが、これはみんなの2位だと思っています。
理由はみんな同じ授業を受けておりみんな同じくらい成長しているからです。以上、ありがとうございました。

 

1年生 アダルさん(神村学園専修学校日本語学科卒)

私は日本に来て、色んなところでスピーチや自分の国紹介をしました。でもこれだけ多くの人の前で話すのは私にとって初めての体験でした。

もしこういった活動をしたら将来に繋がると思いました。このビジネスコンテストにもそんな理由で、参加しました。

困ったところは、より知識が必要とされるコンテストに参加して、知識的に困っていました。けど、チームメイトのお陰で無事に乗り越えました。

良かったところは、日本語の勉強や経験にもいい影響があったし、私の将来に、このビジネスコンテストを通して近づいたと思います。

 

指導いただいた講師の久保さんからもコメントいただきました!

IICA学生の特徴を生かして「阿蘇をフィールドに、実業としてのビジネスプランを組み立てよう」と始まった今回のビジネスプラン作り。

何よりもまず、国際色豊かな仲間とともに観光地:阿蘇で学び、暮らしているからこそ出てきた「食文化の多様化」「ビーガン対応への課題」といった着眼点が素晴らしかったです。

また、日頃学んでいるマーケティング思考や予算策定の考え方、観光地域づくり的視点を踏まえて、
事業実現性がしっかりと考えられて地に足の着いたプランにまとめることができていたと思います。

企画書作成からプレゼンまで、国際学生は日本語のハードルもある中で議論を交わして準備して、本当に頑張ったと思います。ご評価くださった審査員の皆様もありがとうございました。
最後にチームの3名に向けて改めて。優秀賞の受賞、おめでとうございました!

当日は校長井手と、ITソリューション学科の講師の方も応援にかけつけました。

来年は、IT系のビジネスコンテストなどにも出場ができたらいいですね! 

  

当日のプレゼンはアーカイブ配信でご覧いただけます!

▼ イデアITカレッジ阿蘇『Asopean』のプレゼン(2:47:08から)

以下動画を再生いただくと、IICAチームのプレゼンシーンからご覧いただけます。

 

▼ 表彰式(4:24:32から)

以下動画を再生いただくと、表彰式にて優秀賞を受賞したところからご覧いただけます。

 

数ヶ月間に渡って準備を重ね、当日は朝カラオケで練習して臨んだビジネスコンテスト。

優秀賞という結果はもちろんですが、初めてのことに挑戦し

最後までやりきった姿に私たちも勇気をもらいました。

本当にお疲れ様でした!

 

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