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黒川温泉にてフィールドワーク開催~入湯手形ができるまで~

EXPLORE IICA

黒川温泉の取り組みから学ぶフィールドワーク

 

入湯手形ができるまでを知る1日

11月13日(月)、先週に引き続き

グローバルITビジネス学科の1年生がフィールドワークを行いました。

 

『黒川温泉特別フィールドワークⅠ』

1年生の後期から始まるこの授業では

黒川温泉におけるおもてなしの心や取り組みを、

フィールドワークを通してケーススタディとして

これからの持続可能な地方創生のあり方や観光地域づくりについて学んでいきます。

 

2回目となるこの日は、南小国町にある河津開発様を訪れ

黒川温泉の入湯手形がどのように作られているのかを見学しました。

 

 

杉林に入り、自然との共生を感じる

初めに杉や檜の特徴について

當房さん、坂井さんに講義を頂いたあと

実際に森に行って伐採する場所を見学しながら

間伐材の大切さや、林業の大変さなどお話を聞きました。

 

 

お昼は切り株に座って森を見ながらお昼ご飯を食べました。

伐採後の土地にはまた新しい苗木を植えているそうで

野生動物に掘り返されてしまわないようネットが張ってあったのですが

野生動物によって一部ネットが破壊され侵入された形跡があり

改めて自然との共生の難しさを感じました。

 

いざ、入湯手形づくり体験!

午後は加工場に戻り、

伐採後から手形になるまでの工程を学びました。

そして最後にオリジナルの入湯手形づくりを体験しました。

輪切りになった木材をやすりにかけて

自分が考えたデザインを刻印してもらいました。

 

学生からは

「林業の大変さを改めて感じた」

「入湯手形にはたくさんの地域の方の思いが詰まっていることを知った」

などの感想がありました。

 

持続可能な観光地域づくりにおいて

黒川温泉の入湯手形は大きな役割を果たしていることを

今回フィールドワークを通して学ぶことができました。

當房さん、坂井さんありがとうございました!

 

オープンキャンパスも毎月実施しています!

次回は、12月9日(土)です。ぜひご参加お待ちしております!

https://iica.jp/open-campus/post1372/